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無線

KENWOOD TH-D74の発売に向けて

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 ハムフェアが近づいてきてにわかに活気づくアマチュア無線界において、ついにKENWOODが新型トランシーバTH-D74を発売することになった。
 その発売を前に色々考察してみたいと思う。


 機能的には、広帯域受信、SSB受信対応、APRSもできてD-STARもできる訳でいわゆる「全部入り」であり、あとはそのユーザーインターフェースの作りがどうなっていて、使い勝手はどうなのかが気にかかるところ。八重洲のような難解なメニュー構成に、よく使う機能のはずなのに深い階層までの操作が必要なUIにはしてほしくない。
 カタログ上の操作画面例を見ると昔懐かしいガラケーのような雰囲気漂う画面である。この画面はTFT半透過型カラー液晶ということだが、昔自分が手にしたデバイスの半透過型液晶で見やすかった試しはない。室内でも屋外でも見えるというのは、どっちも中途半端で結局どの環境においても見難いのだった。最近、半透過型液晶を見ていないし、技術革新でおそらく見やすくなっていることを期待したい。無理にカラー液晶にしなくてもいいのに、と思う。見やすさはコントラストとフォントとレイアウトが勝負所なのだから。
 本体サイズに関しては、各社のハンディ機との比較表を作ってみた。

TH-D74 ID-51 FT2D
幅(W):mm 56.0 58.0 62
高さ(H):mm 119.8 105.4 110
奥行(D):mm 33.9(29.3) 26.4 32.5(27)
重さ:g 345(315) 255 310(?)

TH-D74、FT2Dの( )は軽量バッテリー装着時

 やっぱり高機能が凝縮されているだけあってデカイし重い。大きさがあるので、TH-F7のようなずんぐりむっくりにはならないようだが、もう少し薄くして欲しかった。TH-D74のサイトもカタログも正面の写真しかないのは、この厚みを隠すためだろうかと思う今日このごろである。
 価格については、予想通り。この時期この金額のモノを購入するのは躊躇する。何しろまもなく、iPhone7と予想されるスマートフォンが発表され、もしかするとApple Watch 2とかも発表されるかもしれないので、限りある資源は大切にしてその使いみちをよく検討する必要があるからだ。

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