この電卓の素晴らしい特徴は、そのサイズである。ワイシャツのポケットに余裕で入る奥行134mm×幅71mm×高さ10mmで、オールプラボティで軽い(60g)。iPhone 6 plusと比較しても小さく軽い。キーもプラキーである。プラキーなのでパチパチ軽快に入力できるかと思いきや、コストの問題か押し心地はゴムキーのようなムニュっとした感じで残念なのだ。
電源は商品名にもあるようにソーラーでしかもそれしか無い。ということで少々暗めのところでは表示が薄くなってしまって使えない。ソーラーパネルにしっかりと光を与えてやる必要がある。もちろん太陽光である必要はない。
このサイズで関数電卓なので、基本的な演算はできる。時間計算(60進の角度計算)はできる。しかしn進数の計算は機能が無いのでできない。また表示が7セグ1行なので演算子を表示することもできない。小さく軽い機能最小限の電卓に多くを求めてはいけない。
でも、右下隅のキーがM＋なのはいただけない。この位置は＝キーでないと。おかげで何度も計算結果をメモリーに足し込んでいる。
電卓レビュー第4回 CASIO FX-260 SOLAR
